水虫

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水虫になった

水虫の原因はどこにでもある

水虫の症状といえば、かゆみがすぐに思い浮かびます。実はかゆみを伴うのは一時期だけで、実際はかゆみの少ない水虫のほうが多いのです。水虫の犯人は、白癬(はくせん)菌というカビの一種です。この白癬菌が皮膚の一番外側の角質層で繁殖したものが水虫です。白癬菌は特に湿気を好むため、むれやすくなる春から夏にかけて繁殖し、患部を悪化させますが、低温で乾燥している冬場は、なりをひそめているのが特徴です。実は白癬菌はどこにでもいるもの。バスマットなど、ちょっと湿ったところには、ウジャウジャいます。プールやサウナでうつる人もいます。水虫は、誰でもなる可能性のある病気といえます。

近ごろ女性に増えている

水虫というと、不潔にしている男性に多いのではないかというイメージですが、湿気さえあれば誰でもかかります。最近では、どちらかといえば女性の水虫が増加しています。靴を履いている時間が長くなり、靴下やストッキングで足をむれやすくしているためです。また、暖房で部屋を暖めているせいか、冬でも水虫になる人が増えています。現代は、水虫のできやすい環境だといえます。ちょっとでも水虫の疑いをもったら、皮膚科の診察を受け、早めにその芽をつみとりましょう。

水虫のタイプ

水虫は発生する場所と症状で、つぎの3つのタイプに分けられます。

趾間(しかん)型 もっとも多いタイプ。足の指の皮が白くふやけてきて、かゆみを伴います。ひどくなると水ぶくれになり、むけるとヒリヒリと痛みます。
小水疱(すいほう)型 細かな水ぶくれが、土踏まずや足のふちにできます。かゆみが強く、水ぶくれは1週間程度で乾燥してポロポロと皮がむけてきます。ほかの部分にも新しい水ぶくれが広がっていきます。
角質増殖型 足の裏全体、特にかかとの角質が硬く厚くなって、ゴワゴワになります。このタイプは、冬にあかぎれやひび割れになったりします。かゆみも痛みもないのが特徴です。

女性は爪水虫にご用心

女性に多くみられるのが爪水虫です。特に角質増殖型の水虫が、爪水虫をおこしやすいようです。爪水虫は、症状が進むと痛みがあるだけでなく、爪がなくなってしまうなど、深刻なトラブルを引き起こします。また、治療も長引き、菌の供給源にもなってしまうので要注意です。なりはじめは、爪の先端や両側が白くなったり、爪の中に白い筋があらわれたりします。この段階ではかゆみなどの自覚症状はなく、なんの治療もしない人がほとんどです。しかし、症状がどんどん悪化し、だんだん爪がボロボロになり、黄白色ににごってきます。ついには爪の原型がわからないほどになり、歩くたびに激痛を感じるようになります。

治療は根気よく

白癬菌は、はがれ落ちた皮膚の破片の中でも生きているといわれるほど、生命力が強い菌です。そのため、水虫は治っても再発しやすいのです。まず、水虫になりにくい環境をつくった上で、自覚症状がなくなっても、しばらくは根気よく治療を続けることが大切です。治療中、他人の家を訪問するとき素足はさけます。足の白癬菌がスリッパなどで繁殖して、人にうつすことになりかねません。

症状に合わせた薬選び

患部にはれや痛みがあるときは、その原因を取り除いてから水虫の手当をします。カサカサ型の水虫には液剤かクリーム剤を、ジュクジュク型には軟膏を使うと効果的です。薬は角質層によく浸透し、その成分が効果を発揮するものを選びましょう。

足を氷水で冷やすことも効果あり

水虫は、低温に弱いという特徴があります。そこで、どうしても我慢できないときは、患部を冷やしましょう。これを2〜3年繰り返すと、水虫に対する抵抗力もついてくるといわれています。その方法は、洗面器に氷水を入れて、そこに足の先を入れ、足が痛くて我慢できなくなるところでやめます。これを毎日3回繰り返します。

いつでもサラサラを目指しましょう

水虫を予防するには、まずなによりもその元凶である白癬菌が繁殖しにくい環境をつくることです。足先をいつもサラサラの状態にしておくことが大切です。

足や指を清潔にする 足を石けんでよく洗いましょう。特に指の間は1本1本広げながらしっかりと、爪と指の間も爪ブラシなどを使って、丁寧に洗いましょう。
乾燥させる 足を洗ったあとは、清潔なタオルで水分をよくふきとり、しっかり乾燥させましょう。指の間も忘れずに。
通気性をよくする 靴や靴下などは通気性のよいものを。長時間はくときは、時々脱いで、湿気を取り除きましょう。また、素足のままで長時間スニーカーをはいていると、足がむれます。靴下は汗を吸いとってくれますので、靴下は必ず履くようにしましょう。靴は1日履いたら、最低でも1日休ませて、中を乾燥させるように心がけましょう。
感染源をさける 水虫は感染力が強いので、複数の人が使うバスマットやスリッパなどには注意しましょう。
湿ったままで使わない できるだけ頻繁に洗って、しっかり乾燥させたものを使いましょう。

気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断をあおぐことをおすすめします。

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