赤ちゃんできたのかしら…つわり?
妊娠のサインとしてはじめに出る「つわり」。予定日を過ぎても月経がないとき、その1〜2週間後から吐き気がたびたびあるようだったら「つわり」かもしれません。つわりの主な症状は、吐き気、胸焼け、げっぷ、食欲不振、唾液がたくさん出るなど。本当にそれが妊娠なのかどうかは、尿に出るホルモンの検査で妊娠4週目からわかります。妊娠検査キットも市販されているので、婦人科の門をいきなりたたくのは抵抗があるという人は、利用してみるといいでしょう。つわりの症状は、妊娠2〜4ヶ月目でおさまります。
なぜ妊娠すると吐き気がするの?
吐き気がするのは、受精後10日目ぐらいから胎盤が妊娠を安定させるためのヒト絨毛性ゴナドトロピンというホルモンを出すため。これは妊娠しているときにだけ、女性の体で作られるホルモンです。また妊娠しはじめのころは「生もうか、どうしようか?」と、心が揺れ動く時期。そうした精神的なストレスが、自律神経系の働きをさらに不安定にし、吐き気や胸の不快感をさらに感じやすくさせてしまうこともあります。
リラックスが吐き気を和らげる
もともと性格的に心配性で神経質な人は、自立神経のバランスを崩しやすく、つわりが重くなることがあります。食べたものを全部もどしてしまい、吐いても水のような液体しか出ないという脱水症状になると、お腹の赤ちゃんにも危険です。あまりに重いようなら、婦人科か心療内科の医師に相談して、メンタルケアの指導を受けたほうがいいかもしれません。まずは普段から好きな音楽を聴いたり、気分を落ち着かせるラベンダー、さわやかな柑橘(かんきつ)系のレモンといったアロマを使ったりするなど、できるだけリラックスできる工夫を生活の中にとり入れてみましょう。
お腹が大きくなってから、また吐き気が
妊娠間もないころのつわりは、妊娠が安定してくるといったんおさまります。しかしお腹が大きくなってくると、胃やその周りの内臓が押されて、再び吐き気がおこります。妊娠6ヶ月ではへそのあたりまでだった子宮の大きさが、8〜10ヶ月ともなってくると、胃やみぞおちのあたりまで肥大します。こうなると胃に入った食べ物がスムーズに下の臓器へ押し出されず、胸のむかつき感や吐き気がおこります。
吐き気のウラに異常あり?
同じ吐き気でも、心配のいらないものもあれば、子宮外妊娠、胞状奇胎などの異常妊娠や、流産などの異常がウラに隠されていることもあります。吐き気のほかに熱やだるさ、腹痛など、正常な妊娠と微妙に違う症状があるときは、迷わず婦人科の医師に相談しましょう。自分の状態が異常なのか正常なのか、こまめに相談にのってもらうためにも、出産経験者や妊娠中の友達など、心強い味方をつくっておくことも大事。夫の転勤などで周囲に知り合いがいない人は、妊婦と育児ママのネットワークなどを利用するのもひとつの手です。
つわりに効く生姜ドリンク
生姜には吐き気をおさえる効果があります。生姜をすりおろしてお湯にとき、三温糖を加えて生姜湯にします。ソーダ水にハチミツといっしょにといて生姜ソーダにすると飲みやすくなります。
気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断をあおぐことをおすすめします。 |