マタニティーブルー

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気分が不安定だ

生むか生まないか、自分に正直に

「赤ちゃんできたかも」と思ったとき、それが計画的な妊娠でない限り、まず女性は「生むか生まないか」で心が揺れ動きます。ひと昔前とは違い、女性のライフスタイルも、さまざまに変化してきています。結婚・出産しても一生仕事を続けたい人は、今よりもっと多くなるでしょう。環境ホルモン、地球温暖化などの環境汚染、人類全体の人口の増えすぎなど、いろんなものが影響して女性が子供を生まなくなってきているという説もあります。これといった「お手本」のない時代だからこそ、最後は自分の気持ちに正直になりませんか?

ホルモンのせいでどうしても不安定に

ちょっとしたことでイライラしたり、おこりっぽくなったり、妊娠すると自分ではわかっていても、感情のコントロールがしにくくなりますね。これは胎盤から、妊娠のプロセスを助けるためのホルモンが分泌されるためです。いつもはないホルモンがあるうえに、甲状腺も活発になるわけですから、心臓がドキドキするなど、自立神経が刺激されて体が一種の「興奮状態」になります。こんなときこそ、まわりの理解が必要です。家族や職場などで、周囲の人に「今不安定だから」とこちらからひとこと言っておくと、少しでも気が楽になるかもしれません。

「あるがまま」の自分を受け入れて

妊娠中と出産後に起こる気分の不安定さは、マタニティーブルーと呼ばれ、50〜70%の人がなるといわれています。これは精神科の立場からみると、ホルモンの影響によるごく正常な反応なのです。出産後の3〜5日ごろにピークになり、「本当に育てられるのかしら?」と落ち込む人が多いようですが、たいていは時間がたてば自然にもとに戻ります。涙もろくなったり、気分が不安定になったり、眠れない、イライラするというのが共通の症状。無理に感情をおさえず、かといって大げさにふるまうこともなく、「あるがまま」の自分を受け入れてあげましょう。

心の病気にならないために

マタニティーブルーは健康な範囲といえますが、10%ぐらいの人が出産後にうつ病になるといわれています。これはパートナーとの関係がうまくいっていなかったり、子供を育てるのにいい環境でなかったりするとおきやすくなります。正しい治療を受けないと、そのまま症状が続いてしまうので、「自分は危ないかも」と思ったら、ためらわずに精神科で診てもらいましょう。

気分を落ち着ける呼吸法

足を肩幅に開き、ひざを緩めて楽に立ちます。おへその下に両手をあてて、鼻からゆっくりと息を吸います。このとき、お腹にいいエネルギーをとり込んでいる、とイメージします。口から息をゆっくりと吐きながら、お腹から体の悪いエネルギーが出ていく、とイメージします。自分の心を開放できるリラクゼーション法はいろいろ試してみましょう。きっと自分にあう方法があるはずです。

気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断をあおぐことをおすすめします。

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