あなたの赤ちゃんはどんな時期?
お腹のなかの小さな生命は、一生懸命、この世界に飛び出す準備をしています。まず、妊娠初期(〜15週)は胎芽(たいが)という状態から、細胞分裂を繰り返して、2頭身の胎児の形になっていく時期。妊娠中期(16週〜27週)になると、4頭身に育ち、骨や筋肉が発達してきます。そして、妊娠末期(後期)では、より赤ちゃんぽくなり、「もう出ていっても大丈夫だよ」という合図を、お母さんに送り始めるのです。あなたの赤ちゃんは、今、どんな状態でいるのでしょう。
薬の影響を受けやすい赤ちゃん
妊娠初期は、人の体の器官が作られている時期。その時期がもっとも薬の影響を受けやすく、場合によっては、薬によって、赤ちゃんの生命に危険がおよぶこともあります。これは、風邪薬も同じです。最近では厚生労働省の厳しい検査を受けていますので、風邪薬が胎児に悪影響を及ぼすようなことはないようです。妊娠に気づかないうちに飲んでしまっても、それほど心配することはありませんが、妊娠がわかっているのなら、薬を飲むのは、やはり避けたほうがいいでしょう。
そもそも、風邪をひくってどういうこと?
ほとんどの風邪は、ウイルス感染によって始まります。鼻や口から入ったウイルスは、のどの粘膜から体内に入り込んでいきます。それを防御しようとした結果、粘膜が炎症をおこし、のどの痛み、せき、鼻水、鼻づまり、発熱などが現れるのです。抵抗力がないと、ウイルスはどんどん侵入し、気管支や肺に到達します。そうなると、気管支炎など、重い風邪になってしまうのです。まずは、うがい手洗いなどで、ウイルスを体の中に入れない。そして、ウイルスに負けない抵抗力をつける。この2つが風邪予防の大前提となるわけです。
抵抗力をつけましょう
では、抵抗力をつけるためにはどうしたらいいでしょう。まず、抵抗力をつけるようなライフスタイルに変えることです。栄養のあるものを食べ、ゆとりを持って行動します。つわりなどで具合が悪いときもありますが、できる範囲で体を動かすこと。そして、たっぷり睡眠をとることも大切です。大声をあげて笑うと、体の抵抗力がアップすることもわかっています。はしたないなんて思わずに、お腹の底から思い切り笑いましょう。
毎日の入浴で、リラックスしましょう
妊娠の初期というのは、つわりもあるし、体調が思わしくないし、大変。そんな辛さを和らげてくれるのが、毎日の入浴です。お湯の温度は、40度ぐらいがベストです。水圧と浮力が体を支えてくれるので、リラックスできますし、お風呂に好きな香りのアロマオイルなどを入れれば、さらにリラックス効果は高まります。ニオイに敏感な時期は、音楽で癒す、なんてどうでしょう。もちろん、お腹にいる赤ちゃんことを考えながらお湯に浸かりましょう。リラックすれば、抵抗力もあがり、風邪を予防することにつながるのです。ただし、風邪をひいたかなと思ったときは、入浴は控えることを忘れずに。
風邪かな?と思ったら薬膳
風邪が流行している冬場や季節の変わり目など、「もしかしたら風邪をひいたかも」と、ドキッとすること、ありますよね。そんなときは、家庭にある食材で簡単に作れる薬膳はどうでしょう。風邪の代表的な3つの症状に合わせた、簡単な台所薬膳なら、体に安心で、しかも症状を緩和する効果も期待できます。
症状別・薬膳の作り方
ゾクゾクときたら、生姜、長ネギ、白菜、大根、ミツバ、シソを土鍋に入れて、コトコト煮込んで、特製スープを作ってみましょう。一緒にご飯を入れて、雑炊にする手もあります。せきでコホコホし始めたら、みかん、金柑、ナシ、大根、フキ、銀杏をとりましょう。果物は煮つめてコンポートとしてとるとよいですよ。食欲がないときは、お粥に梅干、千切り生姜、山椒をのせて、簡単な薬膳粥を作りましょう。デザートには、りんごやみかんをどうぞ。 |