急にイライラしだしたときは、必ず理由がある
気の短い人、のんびりした人、人はそれぞれ性格が異なります。もともとイライラしていた人は、あまり心配することはありません。問題は、近ごろ急にイライラすることが多くなった人です。その場合は、必ず理由があるはずです。体の不調、精神的な不安、更年期によるホルモンの変化が原因になることがあります。更年期には、もともと短気な人が、さらに短気になってしまうこともあります。病気ではないにせよ、早めに性格改善にとり組んだほうがいいかもしれません。
心配事から、気持ちをそらす
女性ホルモンであるエストロゲンの働きのひとつに、感情を落ち着かせる作用があります。更年期にはエストロゲンが少なくなるので、感情が高ぶりやすくなるのです。ひどい場合は、人前で大声を上げたり、泣きわめいたりする人もいるようです。また恐怖感にかられることや、動悸(き)やめまい、冷えやふるえなどの症状を伴うことが多いです。スポーツや趣味を楽しみ、気がかりになっていることから、気持ちをそらすことが大切です。
心臓の病気が、イライラさせているかも
身体の不調による場合には、心筋梗塞や狭心症などの心臓の病気が考えられます。ストレスの多い人、太っている人、喫煙の習慣がある人は、一応注意したほうがいいでしょう。それ以外の場合は、ほとんど精神的なことによるもので、心配ありません。ただし、いつもいつも不安がつきまとっている場合は、抑うつ症や精神分裂病につながることもないとはいえません。自分なりにうまく気分転換する方法を身につけ、精神をコントロールできるようにしておくことです。
眠れないときは、無理に眠らなくていい
眠れないまま朝を迎えた日は、何をしても効率がダウンしがちです。その結果、予定がくるって、イライラにつながることがあります。また、眠れないのに無理に眠ろうとすると、イライラしてかえって眠れなくなるものです。そんなときは、イライラを解消するのと同じように、気を紛らすことが大切です。眠れないなら、朝まで起きていてもいいではありませんか。その結果、昼間に眠くなったら、合間をみつけてイスにでもすわって眠ればいいのです。5〜10分仮眠しただけでも、かなりすっきりします。
お茶やコーヒーは、適量がいい
お茶やコーヒーを飲み過ぎると、イライラしやすくなることがあります。これは脳や脊髄などの、中枢神経が興奮するためです。疲れているときや十分な睡眠がとれなかった日は、ついついコーヒーをがぶ飲みしてしまいます。たしかに一時的には頭がすっきりして、作業がはかどることもあります。しかし、時間が経てば逆に疲れをどっと感じ、何をしても効率が悪くなるわ、イライラは増大するわ、ということになりかねません。適量ならば心身をリラックスさせるので、気持ちが安定するともいわれています。
気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断をあおぐことをおすすめします。 |