心配事がないのに、気がふさぐ
気がかりなことを抱えているとき、気持ちがふさぐのは、当然のことです。誰にもあることなので、特に心配する必要はありません。注意しなければならないのは、特に問題を抱えているわけでもないのに、暗い気持ちになるときです。問題や心配事があったとしても、些細なことに大きく落ち込んだり、いつまでも気分が晴れないときも同じです。更年期にはよくこんなことがありますが、病気ではありません。更年期が過ぎれば、自然に解消します。
ケセラセラで、自分を解放する
気がふさぐ状態を、うつといいます。うつ症状が出るのは、午前中が多いといわれています。症状は、なかなか寝付かれず、目覚めも悪い。考えごとをしても集中できない、仕事をする気になれないなど、何事にも意欲をなくすことです。症状が進むと、ぼんやりしたまま、その場にじっとしているようになります。悲観のあまり、ときには自殺にまでいたることもあります。心労や恐怖感からなることが多いので、ものごとにとらわれすぎないようにしましょう。ケセラセラ、たまには自分を解放してあげることも大切です。
周囲のやさしさが、回復に導く
うつ症状が出はじめたのが、更年期になってからであれば、まず婦人科を訪れるほうがいいでしょう。更年期障害によるうつと、病気のうつとは見分けがつきにくいので、神経科を受診する人がよくいます。しかし更年期によるうつは、病気のうつ症状を抑える薬ではおさまりません。そしてなにより周囲の人のやさしさが大切です。親身になってあたたかい言葉をかけてもらったことで、回復したケースもめずらしくないようです。
脳の動脈硬化がひそんでいることもある
ときには、脳の病気がひそんでいることもあります。これは脳の動脈硬化が原因です。したがって、めまいやしびれを伴うことがあるかもしれません。動脈硬化を解消するには、アルコールやタバコを控え、こまめに身体を動かして運動すること。そして早寝早起の習慣を身につけることも大切です。
ため息の効能
気がふさいで、何もする気になれないとき、ため息が出ることがよくあります。ため息が出るときの姿勢は、うつむき加減で、背中が丸くなっていることが多いものです。当然、十分な呼吸ができません。ため息は、肺が酸素をとり入れ、二酸化炭素をはきだす働きをうながす必要があるときにでます。つまり不足した呼吸をおぎなっているのです。うつ症状が出はじめる数週間前になると、しきりにため息をもらしだすという例もあるそうです。
気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断をあおぐことをおすすめします。 |