そのほか、緊張型頭痛をやわらげるには、長時間同じ姿勢をとらないで時々休憩したり、ストレスを溜めないようにしたりすることも大切です。
これらの方法でも治らない時は、病院で薬を処方してもらいましょう。緊張型頭痛の治療には、筋肉のこりや緊張をやわらげる筋弛緩剤や、筋肉のこりをやわらげる消炎鎮痛剤、不安や憂うつ感を軽くする抗不安薬などが処方されます。

片頭痛がする時は、大きな音や強い光が刺激となって、痛みがひどくなることがあります。そのため、部屋を暗くし静かに休みましょう。睡眠を十分とるだけで、軽い片頭痛ならかなり効果があります。また、痛む部位をタオルで冷やすと、血管の拡張が抑えられて痛みがやわらぎます。コーヒーや紅茶など、血管を収縮させる働きがあるカフェイン入りの飲み物を飲むのも効果的です。
病院での片頭痛の治療法は、薬物療法が主体です。血管を収縮させる働きがあるエルタゴミン製剤や、血管の収縮に関係するカルシウムイオンやセロトニンという物質の働きを抑え、片頭痛が起きる頻度を減らしたり、痛みを軽くしたりする作用があるカルシウム拮抗薬やセロトニン拮抗薬などが処方されます。ただし、予防薬として使われます。
片頭痛の原因は、脳の血管が拡張し、血管の周辺の神経を刺激して浮腫や炎症などが起きるためです。そこで、片頭痛が始まったら、血管を収縮させる働きがあるエルタゴミンを服用します。ただし、エルタゴミン製剤は、脳の血管だけでなく全身の血管を収縮させる働きがあるため、狭心症や心筋梗塞、高血圧の人や、妊婦は使用しない方がよいとされています。

群発頭痛をやわらげるには、純度100%の酸素を毎分5〜7リットル、15分程度吸入すると効果があります。医療用の酸素ボンベから吸入する治療法が効果的です。家庭用の酸素ボンベが薬局で売られているので、常備しておくとよいでしょう。
また、群発頭痛の場合、鎮痛剤はあまり効かないといわれており、片頭痛と同じくエルタゴミン製剤などが処方されます。 |