現代の日本人男性、特に20代から30代にかけては肥満の傾向が高まっています。過剰なエネルギー摂取と運動不足によって内臓脂肪が増加しており、これはのちのち生活習慣病を引き起こす原因となります。
一方、若い女性はスリムな人が増えましたが、体格のわりに体脂肪率が高いいわゆる“かくれ肥満”という問題が起きています。これは筋肉の量が減ったこととも関係しています。動くことが減り、上半身に腹筋や背筋、僧帽筋がついていない女性が増えました。これにより、頭部や腕を支えにくくなり、結果肩こりや腰痛を引き起こす、といったことに繋がるのです。そのような状態で、運動してエネルギーを消費するのではなく、食事を減らすダイエットを行えば、ますます筋肉が落ちるという悪循環に陥ってしまいます。東京・乃木坂いなじクリニックの稲次潤子先生は言います。「摂取するエネルギーも少ないですが、使うエネルギーも減っている。これでは老人の生活と同じです。」
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