アレルギー性鼻炎は薬物療法を行います。くしゃみ、鼻水などの症状を緩和するだけでなく、アレルギー性鼻炎の発症そのものを予防する効果がある抗アレルギー剤や、主にくしゃみと鼻水を改善する抗ヒスタミン剤、鼻水を抑える抗コリン剤などの点鼻薬や内服薬を使用します。症状が重い場合は、鼻の粘膜の炎症などを改善する局所ステロイド剤を用います。
それぞれ、効き目の現れるまでの時間や作用の持続時間などが違い、副作用が出る場合もあるので、症状に合わせて耳鼻科で処方してもらうとよいでしょう。
薬物療法のほかに、1〜2週間に1度、アレルゲンの低濃度エキスを少量皮下に注射して、徐々にアレルギー性鼻炎を起こさない体質へ変えていくことを目指す減感作療法という治療法もあります。これは、治療が2〜5年と長期に渡り、まれに呼吸困難などのショック症状を起こす場合がありますが、治療後ほぼアレルギー性鼻炎の症状を起こさなくなる人も少なくありません。
ほかに、レーザー光線で鼻の粘膜を焼くレーザー治療などもあります。 |