ほくろは良性の腫瘍なので放っておいても心配ありませんが、目立って気になる場合などは、ほくろを切除する治療を受けることもできます。
| 治療法 |
特 長 |
| レーザー治療 |
ほくろが比較的小さくて表面が平らな場合は、炭酸レーザーなどのレーザー治療が適しています。ほくろに照射したレーザー光線は、周囲の正常な皮膚を傷つけずにほくろの色素細胞にだけ吸収されて熱を発し、色素細胞を分解します。 |
| 電気メスによる治療 |
大きさが3mmぐらいまでの、表面が盛り上がったタイプのほくろは、電気メスで切除できます。患部に局所麻酔をし、電気メスで焼き切ります。傷跡もほとんど残りません。ある程度熟練した技術が必要なので、経験豊富な医師に担当してもらいましょう。
もっと大きなほくろだと、レーザー治療や電気メスで治療すると、傷が治った跡にへこみができてしまうことがあります。このような場合は縫合することもあります。 |
| くり抜き法 |
先端が円形の器具で、ほくろをくり抜くように取り除き、患部は縫わずに軟膏を塗っておきます。処置後、しだいに皮膚が中心に向かって縮み、1〜2週間で傷口がふさがります。 |
| 凍結療法 |
−196℃の液体窒素を綿棒に含ませ、それをほくろに押し当ててほくろを凍らせます。ほくろは数日するとかさぶたのようにきれいに取れてしまいます。この方法はイボの除去によく使われる方法で、傷が残ることもありません。 |
ほくろの大きさや、表面が平らか、それとも盛り上がっているか、またほくろの場所によって治療法が変わってきます。医師とよく相談して納得してから治療を受けるようにしましょう。
 |
ほくろは良性の腫瘍です。よく「ほくろがガンになるのでは?」と心配する人がいますが、ほくろの細胞とガン細胞とは異なるものであり、医師の間でも、「ほくろがガンになることはない」という説と、「一部のほくろはガン化する可能性がある」という説に分かれています。しかし、「ほくろがガン化する」と考えられている場合も、ほくろがガンになるのは極めてまれなケースで、大多数のほくろは心配ない、とされています。
ほくろがガン化する、というより、「ほくろだと思っていたらガンの初期だった」という場合の方が多いようです。時々全身のほくろを観察して、気になる症状があれば、早めに専門医に診てもらうのが賢明といえるでしょう。 |
|
|