膀胱炎とは、膀胱に大腸菌やセラチア菌などの細菌が侵入し、どんどん繁殖して炎症を起こす病気で、女性の罹患率が高く、女性にとって大変ポピュラーな病気です。
膀胱炎になると、尿を出し切った直後、または排尿が終わる頃からしみるような強い痛みが出ます。また、残尿感があり、頻繁にトイレに行きたくなります。下腹部に痛みが出ることもあります。ひどくなると、痛みや残尿感が増し、白くにごった尿が出たり、尿に血が混じったりします。
膀胱炎の場合、通常発熱はありません。排尿時の痛みだけでなく、高熱が出たり、腰痛があったりする場合は、腎臓の腎盂まで炎症が広がり、腎盂腎炎になっている恐れがあります。
■膀胱炎の原因は?
腎臓でつくられた尿は尿道を通って、膀胱に貯められ、体外へ排泄されますが、膀胱炎の原因は尿道から侵入する細菌に感染することです。女性に膀胱炎が多いのは、男性に比べて尿道が短く、3、4cmしかないため、細菌が膀胱内に侵入しやすいからです。
膀胱は本来、細菌に対する抵抗力・免疫力を持っていますが、病気やダイエット、過労で体力が落ちているときや、ストレスがたまっているとき、生理が終わったあとや、不潔なセックスをしたあとなどに膀胱炎にかかりやすくなります。
■尿検査する時に注意すること
膀胱炎と思われる症状があれば、採尿して尿中の細菌の数や白血球数などを調べれば診断がつきます。尿の出始めは外陰部の細菌や生理の時の血液などが混ざりやすく、膀胱炎と間違えられやすいので、尿を採取するときは、出始めの尿は便器に流し、中間の尿を検尿用のコップに取りましょう。尿が出にくい場合は、カテーテルを使って膀胱から直接採尿する場合もあります。 |