骨粗しょう症は特に自覚症状がありません。したがって、骨粗しょう症を早期に発見・治療するためには、定期的に保健所や病院の検診を受けて骨量を測定することが大切です。検診の結果、骨量が少なめだったら、整形外科か内科、婦人科を受診し、詳しく調べてもらうとよいでしょう。
病院では、問診のほか、血液検査や尿検査、背骨や全身の骨量の測定、骨のレントゲン撮影など詳しい検査を行います。それらの結果から判断し、骨粗しょう症と診断されたら、治療を開始します。
骨粗しょう症が早期の場合は、治療の基本は食事と運動です。重症の場合や、食事や運動だけでは効果が思わしくない場合は、薬物療法も行われます。 食事は、いろいろな食品を栄養バランスよく摂取し、特に、牛乳などに多く含まれるカルシウムや、シイタケなどに多く含まれるビタミンDを多くとるようにしましょう。
また、運動することによって骨をつくる細胞の働きが活発になったり、筋肉が鍛えられて転倒しにくくなったりします。反対に運動不足だと、骨中のカルシウム量が減ったり、骨を支えている筋肉が弱くなったりして、骨折しやすくなるので、適度な運動を継続して行うことは大切です。運動は、ウォーキング、スイミング、自転車、バレーボールなどなんでもよく、好みのものを長く続けるとよいでしょう。
また、食事、運動に加えて日光浴も大切です。早期の骨粗しょう症なら、この3つのことを心がけることで骨量が増えてきます。 |