パニック障害では、単に薬で発作を抑えるだけでなく、心理療法が大切です。「認知療法」によって、 自分がパニック障害であること、パニック障害のメカニズムや経過、治療法を理解し、パニック発作が起きたときに、冷静に状況を判断したり、あわてずに自分の感情をコントロールしたりできるようにします。
また、薬の服用によって発作が抑えられることを患者さん自身が認識できるようになれば、「パニック発作が起きるかもしれない」と今まで出かけるのを避けていた場所に少しずつ出かけられるようになります。これは「行動療法」の一種で「暴露療法」といいます。
最初は、家族や友人に付き添ってもらって近所のコンビニへ行く、次のステップでは、他の人と一緒に電車に乗る、だんだん慣れてきたら、自分1人で一区間だけ電車に乗ってみる、という風に少しずつ慣らして、不安や恐怖感を取り除いていくのです。 |