高血圧が続くと、心臓や脳、腎臓などの全身の内臓の血管が傷んできます。そのうえに動脈硬化や糖尿病、肥満(特に内臓脂肪肥満)などを合併していると、たとえ個々の病気の症状は軽くても、狭心症や心筋梗塞などを起こしやすくなります。
また、高血圧に加えて脳の動脈硬化が進むと、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害が起こりやすくなります。
さらに、高血圧を治療しないで放置していると、腎臓の働きがどんどん低下してきます。まず、腎臓に細い動脈が硬化して腎硬化症となり、進行すると腎臓全体が硬く小さくなって腎機能が低下し、腎不全や尿毒症を引き起こしやすくなります。
ほかに、高血圧があると糖尿病が悪化したり、網膜症を合併して出血がおきたり、失明したりすることもあります。 |