痛風の発病に関与する尿酸とは、細胞の核に含まれる核酸の主成分、プリン体が肝臓で分解されてできる窒素化合物の一種で、体内で不要になった古い細胞が分解されるときにできる廃棄物です。
尿酸は水に溶けにくく、血液中に7mg/dl以上あると固まって結晶になりやすいため、体内で大量に作られると結晶が関節に溜まりやすくなります。また、腎臓から尿酸を排泄する機能が低下すると、腎臓や尿管内に沈着して障害を起こすこともあります。
尿酸の大半は体内のプリン体を使いますが、レバーや肉類、卵、ビールなど、食べ物からプリン体を取り込んで尿酸を作り出すこともあります。ただし、プリン体の一日の摂取量の上限は300mg。それ以上とると、尿酸が増えすぎてしまい、腎臓に負担がかかってしまいます。
健康な人は、常に約1,200mgの尿酸が蓄積されています。そのうち半分以上の尿酸が毎日入れ替わっており、排泄される尿酸のうち、4分の3は尿として、残りは汗や便として排泄されるのです。しかし、この排泄がうまくいかなくなるとバランスが崩れてしまい、尿酸が体内にたまってしまうことになります。 |