| 痔を治すには食事や生活習慣の改善が重要で、これは予防にもつながります。痔核やれっ肛の場合、症状がそれほどひどくなければ、セルフケアと薬物療法でかなりよくなるでしょう。
●便秘を解消
まず大切なのは、便秘を改善すること。ダイエットしてほとんど食べなかったり、食物繊維が不足したりすると便秘しやすくなります。食物繊維や水分をしっかりとり、排便の習慣をつけましょう。朝食抜きの人が多いようですが、朝食を食べると腸のぜん動運動が活発になるので、朝食を抜くのもやめた方がよいでしょう。また、長時間排便の姿勢をとっていると、肛門が圧迫されてうっ血しやすくなるので、排便時間は3分程度に留めましょう。そういう意味でも便秘解消は大切です。
●お尻はいつも清潔に
排便後にお尻をトイレットペーパーで拭いただけでは汚れが取りきれず、細菌感染しやすくなります。洗浄機能付きのトイレやシャワーなどを利用して、排便後は肛門をよく洗いましょう。また、入浴すると肛門周辺の血液循環がよくなり、清潔を保つこともできるので、お風呂は毎日入るようにしましょう。
●下痢を防ぐ
下痢をすると、肛門腺の細菌がついて痔ろうの原因になります。心身のストレスを解消し、アルコールや刺激の強い食べ物を摂りすぎないようにして、下痢をしないように気をつけましょう。
●肛門周辺の血流をよくする
車の運転やデスクワークなどで長時間座りっぱなし、または立ちっぱなしだと、肛門周辺の血行が悪くなって痔を招きやすくなります。時々休憩して体を動かしたり、歩いたりしましょう。肛門周辺の血液循環が悪くなるという点では、腰やお尻を冷やすのもよくありません。下着やひざかけなどを工夫して、冷やさないように注意しましょう。 |