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◆水虫はカビの一種
水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が皮膚に寄生してかゆみなどの症状をもたらす病気です。この白癬菌は、皮膚の一番外側の角質層に寄生し、温度や湿度が高く、汚れた環境で活動が活発化します。水虫が足の裏、特にかかとにできやすいのは、かかとの角質層が分厚いから。また、水虫が冬の間は比較的落ち着いているのに、春から夏にかけて症状が悪化したり、発病したりしやすいのは高温多湿を好む性質のためです。
◆水虫の症状
水虫の症状は、じくじくしたり、かゆくなったりするだけではありません。カサカサしたり、水ぶくれができたりすることもあり、水虫のタイプによって症状が異なります。
〇趾間(しかん)型
もっとも多いのは、趾間(足の指の間)にできるタイプ。じくじくしてかゆみがあり、やがて皮膚がブヨブヨして白っぽくなったり、皮がむけたり、赤くただれたりしてきます。ただれてくると痛みがあり、皮がむけた縁の部分の皮膚が硬くなってひび割れてくることもあります。
〇小水疱型
2番目に多いタイプで、足の裏や側面などに、小さな水ぶくれが密集してでき、強いかゆみがあります。水ぶくれの周辺が赤っぽく腫れてくることもあります。
〇角化型
足の裏やふちの部分の皮膚が厚くなってカサカサと乾燥し、かかとがひび割れたり、ボロボロと皮がむけたりします。かゆみが少ないので、肌荒れと間違えやすいのが特徴です。趾間型と小水疱型は、単独で発生するほか、複合することもありますが、角化型とほかのタイプの水虫が同時に発生することは少ないようです。
◆水虫は頭や爪などにもできる
水虫は足だけでなく、頭や体、手や爪にもできます。しかし、できる場所によって、名前が変わります。頭にできる頭部白癬はシラクモ、体にできる体部白癬はタムシ、あるいはゼニタムシと。陰股部にできる頑癬(がんせん)は、インキンタムシと呼ばれています。また、手にできる手白癬は手の水虫、爪にできる爪白癬は爪の水虫と言われています。
◆水虫はどうやって診断するの
かゆみやじくじく、小さな水ぶくれができたからといって水虫とは限りません。接触性皮膚炎、皮膚カンジダ症など水虫と症状やできる部位が似ていて間違えやすい病気があるのです。それぞれ治療法が違いますので、素人判断で水虫だと思い、薬局で買った水虫の薬を塗っていて症状が悪化することもあります。ですから、気になる症状があれば、一度皮膚科を受診しましょう。患部の皮膚を顕微鏡で見て白癬菌があるかどうか調べれば、水虫かどうか診断がつくので、気になる症状があれば、一度皮膚科を受診することが大切です。 |