がん

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これだけは知っておきたい、がんに関する基礎知識
がんは日本人の死因の第1位

◆がんとは?
部位別がん死亡がんとは、主に上皮細胞(身体の表面をおおう細胞)が変化してできた悪性の腫瘍のことで、日本人の死亡原因の第1位を占め、日本人の3人に1人はがんで亡くなるといわれています。がんは全身のさまざまな臓器にできますが、がんで亡くなった人を臓器別にみると、男性は1番多いのが肺がん、2番目は胃がん、3番目は肝臓がんで、女性は1番目が大腸がん、2番目が胃がん、3番目が肺がんとなっています(厚生労働省 平成17年度人口動態統計)。

年齢が上がるにつれて、がんになる人が増えていきますが、がんはなぜできるのでしょうか?

遺伝子を傷つける人間の体は数多くの細胞からできており、細胞分裂を繰り返して古い細胞が新しい細胞に入れ替わることで機能を保っています。ところが、細胞分裂を繰り返すうちに何らかの原因で細胞内の遺伝子に傷がついて細胞の増殖を止めるブレーキが働かなくなると、がん細胞となります。遺伝子に傷がついた細胞を排除する機能や発生したがん細胞に対抗する免疫機構の働きなどによって、私たちの身体は守られています。しかし、過剰な放射線や化学物質、加齢によって発生するがん細胞が増えたり、防御機能が低下したりすると、がん細胞が急激に増殖してがんの病巣を形成します。また、がん細胞が血管やリンパ管に侵入し、血液やリンパ液の流れにのって最初のがん病巣から離れた部位にがんができた状態が転移です。

◆がんの症状
がんの怖いところは、初期には何の症状も引き起こさないことです。進行してがんが大きくなってくると、がんができた臓器の働きが低下したための症状や痛み、体重の減少などがみられます。全身的な症状以外の症状は、がんができる部位によって違い、たとえば肺がんなら咳や血痰、乳がんなら乳房のしこりや乳頭からの出血、大腸がんなら便秘や血便といった症状があらわれます。さらにがんが進行して広範囲に拡がると、しだいに身体が衰弱して死にいたります。しかし、症状があらわれてからでもすぐであれば、治療によって治るケースも少なくありません。気になる症状があったら、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

◆がんの発生要因
がん細胞が発生する因子は、食べ物、タバコ、C型肝炎などの感染症、性生活、職業、アルコール、地質・物理学的要因、環境汚染、食品添加物、紫外線や放射線への被曝、薬品・医療などだという研究結果が出ています。これらの因子や、加齢、免疫機構の低下やホルモン分泌の異常などが複雑に絡み合ってがんが発生すると考えられています。特に、食生活、喫煙、肥満はがん発病の大きな要因です。

検査各種◆がん診断&検査
多くの場合、検診で異常がみつかるか、自主的に病院を受診し、問診、視診・触診などの後に精密検査を受けてがんと診断されます。

 主な精密検査には、腫瘍マーカーなどの血液検査、胃・食道や大腸などの消化管の内視鏡検査、胸部などのX線検査、エコー(超音波検査)、CT、乳がんのX線検査であるマンモグラフィ、細胞検査などがあります。初期のがんは自覚症状がないことが多いため、検査で初めてがんが発見されることもよくあります。

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