学会で診断基準が定められている高血圧と違い、低血圧の診断は個々の医師によって異なりますが、一般的に収縮期血圧(最高血圧)が100〜110mmHg以下の場合、低血圧とみなします。
低血圧には大きく分けて、本態性低血圧、起立性低血圧、二次性低血圧の3つがあります。
本態性低血圧は原因不明で常時血圧が低く、全身倦怠感、めまい、頭痛、肩こり、食欲不振、不眠など人によって症状が異なり、血圧が低いだけで特に症状が出ない人も少なくありません。
起立性低血圧は、急に立ち上がった時や、長時間立っている時に血圧が低くなり、めまいや立ちくらみを起こします。寝ている時や座っている時と、立ち上がったときの血圧の差が20mmHg以上なら起立性低血圧と診断されます。起立性低血圧の原因は、血圧を調節する自律神経がうまく働かないことが原因だと考えられています。
また、なんらかの病気が原因で血圧が低くなることを二次性低血圧といい、心筋梗塞、急性腸炎、腸閉塞などで急に低血圧になる場合と、貧血や白血病、甲状腺機能低下症などで慢性の低血圧になる場合とがあります。
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