鍼/アーユルヴェーダ/ホメオパシー/ナチュロパシー/フラワー・レメディ
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鍼
経穴を長い針で刺激します。
2千年以上前に始まった中国伝統医学の一つで、髪の毛のように細い、さまざまな長さの針を皮膚に刺し入れる治療法です。針を刺す位置は、経絡にそって分布されている経穴と呼ばれる部位(いわゆるツボ)。経絡は網の目のように身体を巡っていて、全身に千以上の経穴があるといわれます。ツボを刺激することにより人間が本来持つ自然治癒力に働きかけ、回復を目指します。
古代中国では鍼はあらゆる病気の治療に用いられていたそうで、現在でもどんな病気にも効くと主張する治療家もいるようです。ただ実際には、関節炎、月経前症候群、慢性の痛み等の緩和には効果が認められているものの、その他の効果については未確認のものが多い。また、効果が認められている場合でも、そのメカニズムについては解明されていません。
アーユルヴェーダ
古代インドの民間医学です。
古代インドで3〜5千年前に始まったとされる民間医学です。サンスクリット語で「生命の知識」を意味する学問体系で、食餌療法、薬草療法、体内洗浄、ヨガや瞑想などさまざまな手法を用いて心身の調和を目指していきます。
理論的には、すべてを包含する一つの概念があり、人間や宇宙について説かれていますが、中途半端な説明は誤解を招くため、ここでは省略します。
日本では毒素を排泄する「デトックス」という言葉とともに用いられることが多く、セルフケア、ダイエット、クッキングなど美を目指すための療法として人気を博しています。
なかでも瞑想はその代名詞のように取り上げられていますが、実際不安の軽減、高血圧の改善等には効果も認められていて、多くの人が瞑想をすることにより幸福感を味わえることも否定できない。自己管理の徹底を図るアーユルヴェーダは、現代の流行と見事に合致しています。
ホメオパシー
基本原則は「類は類を治す」。
18世紀後半にドイツの医師ハーネマンにより開発された療法です。
ホメオパシーの基本原則としては、「類は類を治す」とする同種の法則があります。ハーネマンは、どの物質が人体にどのような影響を与えるのかを徹底的に研究し、たとえば特定の物質が下痢を起こすと分かった場合、逆に下痢になった人のその物質を低濃度にまで希釈し与えました。
このように植物や鉱物などを高度に希釈し用いることで、人間が本来持つ治癒力を最大限に働かせようという独創的な発想がホメオパシーです。
主流医学(西洋医学)が用いる予防接種も、病原体そのものや病原体に近いものを使っていて、発想としては一見近いものがありますが、ホメオパシーはあくまでその病気を起こす物質を治療薬としているだけであって、病原体とは全く関係のないものを使用しているという点で決定的な差があります。また、超低濃度にまで希釈した結果、治療薬が実質的にはほとんど水と変わらないのではないかとの意見もあります。その意見に従えば、たとえ効果があったとしても、ホメオパシーの治療薬が効いたのではなく、単にプラシーボ効果が見られただけと考えられます。
ナチュロパシー
自然治癒力を高める、さまざまな自然療法です。
自然療法とも言われ、人間に本来備わる自然治癒力を高めるべく、カウンセリングや食餌療法、ライフスタイル改善、ハーブ、その他の“より自然的な療法”を用いることが最大の特徴です。病気・症状の診断方法は主流医学とほとんど変わりませんが、主に初期治療を行うことをメインとしています。また、予防医学により力を入れていて、患者の症状を単独で見るのではなく、その周辺の社会的、環境的、精神的要素などを統合的に扱うとされています。
治療法には非常に多くの種類があるため、個別の効果についてはまだ立証されていないものもあります。また仮に効果があったとしても多くは軽い症状・病気向けに限られ、重大疾患・重症者の場合には主流医学の病院での診断を受ける方が賢明です。
フラワー・レメディ
精神的・感情的な症状別にフラワーエッセンスを用意。
フラワーエッセンス(摘み取った花の成分を希釈したものや、花の朝露をブランデーと混ぜたもの)を用いて、患者の心の問題を解決していこうという治療法です。精神的・感情的な症状別に、数多くのエッセンスが準備されています。
元来ナチュラルな成分であるため人体には基本的に無害です。ただ一方で、治療効果についての科学的な研究結果もまだ出ていません。とはいえ、花が心の健康にとって有用であるという考えは多くの人が持っているものであり、あえて否定するものではないと考えられます。
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