どの科で診てもらえばよいかわからないときには、総合診療科へ。 |
たとえば頭が痛いとき。内科か、脳神経外科か、それとも神経内科か…。どの科で診てもらえばよいか、自分ではよくわからないものです。まして頭も痛いし、目も痛いなどというふうに、症状が重なってしまったら、ますます混乱してしまうばかり。
「内科へ行ったら、すぐに脳神経外科に回された」「内科と眼科に申し込んで、行ったり来たりで大変だった」など、ムダな時間を費やしてしまう人も少なくありません。そんなときに、助けてくれるのが総合診療科。診察をして、どの科へいけばよいかアドバイスしてくれます。
内科系の病気を診察・治療することも。 |
総合診療科は、わたしたちが適切な科で診療を受けられるよう道案内することから、「振り分け外来」と呼ばれますが、内科系の病気については、総合診療科で診察・治療が行われることもあります。
実際にどこまで病気を診るのかは、病院によって違いますが、軽いカゼや胃腸炎など、専門医による高度な治療までは必要としないケースのほか、症状はあるのにどこが悪いのかよくわからない人、複数の病気をもっている人などを診ることが多いようです。
近くのクリニックや診療所では、医師が内科の病気をひろく診てくれますが、総合診療科も、同じような役目をするとイメージするといいかもしれません。病院によっては、かかりつけ医として継続的に患者をみて、慢性的な病気の管理、病気の予防、健康相談などを行うこともあります。
病気をいくつか抱えているときは、総合診療科が便利です。 |
各診療科には、臓器別、病気別に専門医がいて、ハイレベルな治療を受けることができますが、他の病気を診てもらうには、また別の科へ行かなければならないという難点があります。専門性の高い医師ほど、専門外の病気をみるのが苦手だったりするので、たとえば、同じ内科でも、糖尿病を診てもらうついでに心臓病も…。というわけにはいかないことが多く、病気がひとつではない人にとっては、これはとても不便です。
けれども、総合診療科なら、内科系の病気をひろく診ることができますから、病気をいくつか抱えていても、総合診療科だけで診察・治療が済むかもしれません。病気の種類によっては、総合診療科では診てもらえないことがありますが、複数の病院あるいは診療科へ通っていて大変という人は、一度総合診療科で相談してみるとよいでしょう。
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