他の病気ではないことを確かめるために、早めに検査をうけましょう。 |
過敏性腸症候群のおもな原因はストレスですから、心のケアが大切で、心療内科や神経内科で治療を受けることもできますが、腹痛や下痢、便秘に悩まされるようなら、早めに内科か消化器科へ行きましょう。
過敏性腸症候群そのものは、いますぐに治療をしなければならないというような病気ではありませんが、腹痛や下痢、便秘は、どんな病気が原因でおこるかわかりません。潰瘍性大腸炎やクローン病、大腸ガンなども増えていますから、何か重大な病気が隠れていないかどうか、かならず検査を受けて調べておくことが大切です。
治療は生活指導と食事療法が中心。 |
過敏性腸症候群の治療は、ストレスを解消するための生活指導と食事療法が中心。それでもよくならない人や症状がひどい人は、薬を飲んだり、カウンセリングを受けたりしながら、様子をみます。
過敏性腸症候群はこれといった異常がないために、病院にかかって薬を飲めば治るとか、手術をすれば治るということがなく、そういった意味では、やっかいな病気です。
病院での治療も大切ですが、なによりセルフコントロールが欠かせません。どうすればストレスを減らして症状を抑えることができるか、そのコツを自分でつかもうとすることが、治療の第一歩になるのです。
<過敏性腸症候群の治療>
生活指導
原因となるストレスは何か、医師と話し合って分析し、そのストレスを解消する方法を考えていきます。
具体的には、スポーツや趣味を活かしてストレスを発散したり、十分な休息・睡眠をとる、仕事を減らすなど、ライフスタイルを改善していくことになります。 |
食事療法
暴飲暴食を避け、食事時間を決めて、規則正しい排便習慣が身につくようにします。
便秘型の人は食物繊維をとるように、下痢型の人は刺激物を避けるようにします。
冷たいものはよくありませんが、水分を十分にとることが、どちらの場合にも大切です。 |
薬による治療
症状にあわせて、下痢止め、整腸剤、下剤、鎮痛剤のほか、消化器の運動機能を改善する薬、漢方薬などを使います。
薬によって症状が治まるのは一時的なものですが、それで不安が取り除かれて、症状が改善されていく人もいます。 |
心のケア
生活指導や食事療法でよくならないときや、ストレスが強く、ほかの症状がみられるときは、専門医によるカウンセリングを受けたほうがよいでしょう。
精神的な症状がみられるときには、抗うつ剤、向精神薬などを服用することもあります。 |
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