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アレルギー性鼻炎の最新治療

鼻に異物が入ると体の防御反応が働いて、鼻粘膜が異物を排除しようとしますが、その反応が過剰になって鼻粘膜が過敏状態になると、鼻水、くしゃみ、および鼻づまりなどの症状を来たす「アレルギー性鼻炎」という病気が発症します。治療法としては「レーザー治療」をよく耳にしますが、これは鼻粘膜を焼ききってしまう治療法です。様々なリスクを回避し、大切な鼻粘膜の機能を損なわない治療法が近年開発されました。この新しい治療法について解説していきます。

記事一覧

監修 呉孟達医師
こんな症状なら要注意! Check!

自然には治らないアレルギー性鼻炎

気管支喘息に比べて少ないアレルギー性鼻炎の自然治癒

小児喘息の6〜7割は思春期を過ぎると自然に治りますが、アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)の場合は、ほとんどその傾向が見られません。むしろ成人になってから、アレルギー性鼻炎の症状が雪だるま式にいっそう加速することが多いのです。アレルギー性鼻炎を起こす主役である特異的IgE抗体(スギやダニなどの抗原と反応し、アレルギー症状を引き起こす体内抗体の一種)の数量は、その産生リンパ球の動員に大きく負っています。動員できる産生リンパ球の数が多ければ多いほどIgEが増え、アレルギーの発症につながります。IgE産生リンパ球の割合がいったん増多の方向に傾いてしまうと、再び自然に少なくなることはありません。本来は外の悪影響から身体を防御するはたらきが、過剰反応を起こし、粘膜の炎症をさらに悪化させてしまうという悪循環を引き起こします。

アレルギー性鼻炎の過敏体質は一方性

IgE抗体の産生はほぼ永続的なもので、IgEの増加に伴って体は執拗に花粉などの異物に反応するようになります。半永久的にアレルギー性鼻炎の過敏体質が形成されていくのです。ですから何もせずに、ただひたすら我慢して待つだけでは、アレルギー性鼻炎の改善は決して望めません。むしろ体、とりわけ鼻粘膜の過敏性がますますエスカレートして、さらに症状の深刻化を招いてしまうことになります。ですから、アレルギー性鼻炎の方は積極的に治療することをお勧めします。

鼻の構造とアレルギーのしくみ
抗ヒスタミン薬による生活活動への影響

もっとも手軽に行える治療は、内服薬の服用です。その利便性と即効性により、症状の軽重や老若男女を問わず、常に治療の第一選択として利用されています。しかし、薬の作用時間は極めて短く、効果が長いものでも24時間程度で、一時的な対症治療にすぎません。そのため薬を毎日飲み続ける必要があります。また副作用の問題もあり、抗ヒスタミン薬による眠気や、認知能障害(インペアード・パフォーマンス)などは、生活や仕事の質に大きなマイナス影響を与えています。

レーザー治療の知られざる横顔

レーザー治療は、鼻のアレルギー反応が生じる場所である鼻内の粘膜をまんべんなく電気熱で焼く療法です。IgE抗体が花粉などと出合い、アレルギー反応を起こすその“場”を無くせば、当然アレルギー症状は出なくなると考えられます。しかし、鼻内の粘膜が持っている本来の機能(温度や湿度の調節や浄化・除菌作用など)も働かなくなってしまうのです。そのため、将来風邪を引きやすくなったり、蓄膿症にかかったり、喘息が悪化するなど、いろいろな問題の発生に悩まされる可能性があります。通常、鼻の粘膜細胞は1年程度でまた再生しますが、一度焼かれた粘膜は本来の性質を取り戻すことは難しく、手術前より症状がさらにひどくなることも、決して珍しくはありません。安易なレーザー治療はなるべくなら避けるべきで、治療にはその他の選択肢もあることを理解しましょう。

焼かずに鼻粘膜の過敏性を減らせるAlleGO(アレジオ)療法

粘膜の損傷を回避するAlleGO(アレジオ)療法(粘膜一本注射療法)

AlleGO療法(粘膜一本注射療法)は、鼻粘膜の表面を一切傷づけず、鼻の生理機能を正常に維持したままで、アレルギー症状を改善することを目的として考案されました。粘膜内に直接注射することによって、内部から粘膜の過敏反応を低減させるため、極めて高いアレルギー症状の改善効果が得られます。
注射には、人体にまったく無害のたんぱく凝固剤を使用していますので、安心して治療を受けることができます。治療中は麻酔を使うためほとんど痛みはなく、しかも短時間内に施術が終わるので、治療による心身のストレスは極めて少なく済みます。何より、鼻粘膜を焼いて損傷させるレーザー治療とは違い、鼻本来の生理的な働きを損なうことがありません。さらに、一般のレーザーや電気凝固などの治療に比べて、AlleGO療法(粘膜一本注射療法)は効果にばらつきが少なく、治療効果が平均して数年単位で続きます。初期の予防から重症例まで、幅広く様々な段階のアレルギー性鼻炎や花粉症の治療に適応することも大きな特長です。

AlleGO(アレジオ)療法(粘膜一本注射療法)を受けるには

AlleGO療法(粘膜一本注射療法)は、愛知医科大学における研究をもとに考案・確立しました。多くの治験で実績を重ね、日本および海外でも数カ国で特許を取得しています。アレルギー性鼻炎の新療法であるこのAlleGO療法(粘膜一本注射療法)は、現状(2009年12月現在)では、アレジオ銀座クリニックでしか受診することができません。

Allego療法の術後経過

呉孟達医師からのアドバイス

呉孟達医師 すべての病気において言えることですが、罹った病気をより確実に、より効率的に、そしてより根本的に治していこうと思えば、その原因を部分的に捉えるのではなく、広い角度から体全体をトータルに観察しケアする必要があります。
人間の体に生来備わっている構造や機能に無駄なものはひとつとしてありません。外界との玄関口にあたる鼻腔や口腔の中を覆う粘膜は、外界からの異物やばい菌、ウイルスなどから体を守ってくれるとても大事なものです。その大切で大変デリケートな粘膜を安易に傷付けたり、またその働きをないがしろにすることは、局所の鼻腔や口腔のみならず、体全体の免疫力、抵抗力の低下にも繋がります。体に対してできるだけ傷害や負の影響を与えずに、なおかつしっかりと病気を治療してこそ、“健全な医療”と言えるでしょう。

<呉孟達医師のプロフィール>1994年愛知医科大学大学院修了(医学博士)。愛知医科大学メディカルクリニックにて東洋医学外来開設。平成20年「アレジオ 銀座 クリニック」を開設。愛知医科大学客員教授。

アレジオ銀座クリニック

所在地 東京都中央区銀座2-11-15 SF銀座ビル 7F
アクセス 東京メトロ有楽町線・銀座一丁目駅 徒歩1分 ほか
TEL 03-5148-1187
URL http://www.ginza-clinic.com/
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